ワインのはなし

FIVI(Federazione Italiana Vignaioli Indipendenti)について

FIVI(Federazione Italiana Vignaioli Indipendent...

  FIVI(フィヴィ)とは? イタリアには、ブドウの栽培、ワインの瓶詰から管理・販売までを一貫して自社で行う独立型ワイン生産者たちの連盟があり、通称、FIVI(フィヴィ)と呼ばれています。<FIVI:Federazione Italiana Vignaioli Independentiの略称、英語だとThe Italian Federation of Independent Winegrowers>。 この連盟のミッションは、大規模会社ではないワイン生産者が、持続可能かつ合理的な経済活動を行えるよう、加盟者の利益(道徳的、技術的、社会的、経済的、行政的な利益)を擁護・促進しすることです。 市場の原理に基づき、ある場所・国で安価に原料を調達し、それを他国で製造・販売することは良く見られる事象です。一方で、ヨーロッパにおけるワインは単なる「原料」ではなく、原産地や生産者と結びついた「農産物」です。連盟のウェブサイトでは、『ヨーロッパのある国で生まれたブドウが別の国で瓶詰めされ、原産国の表示なしにその国の製品としてラベル付けされることは、消費者の誤解を招くだけでなく、輸入国のワイン生産者との関係では不公正な競争となり、多くの小規模生産者が排除されている…』と述べられており、これらの状況から小規模生産者を擁護するために結成されました。 FIVIの加盟基準 FIVIの発足は2008年、今ではイタリア全国で600以上のメンバーが加盟しています。この団体の加盟条件は、次の基準を満たすワイン生産者です。 自らブドウの樹を栽培し、ワインを瓶詰めし、そしてそのワインを製品として自ら管理すること。また、ワインの全てまたは一部を自らの責任において、自社名およびラベルを付けて販売すること。 営利目的でブドウやワインを購入しないこと。ブドウの購入は、適応される法律に則り、醸造過程においてその必要性が生じる場合に限り行うこと。 エノロジスト(ワイン醸造の専門家)の専門性および規範を尊重しつつ、不必要で高価な添加物の使用を制限し、セラーが過度に手を加える(ブドウに化粧をするよう手を加える)必要がない健全なブドウの生産に注力を払うこと。 Tenuta Patruno Perniolaのワイン 当ショップが扱うワイナリーのうち、Tenuta Patruno Perniola(テヌータ・パトルーノ・ペルニオラ)も、このFIVIに加盟しています🍇 ブドウの収穫期には一時的に多くの方が集いますが、通常、オーナーのパオロとパートナー、そしてフタッフ1人の計3人で広大なブドウ畑の管理からワインの発送、海外での自社ワインのプロモーション等々をこなします。   日々多くのタスクを抱えながらも、「自分の名前を付けて販売するワイン1本1本に責任があり、ワインの質は毎年常に高レベルをキープする」と熱く語るパオロ。 ブドウ栽培のための気候条件が良いと言われるプーリア州ではありますが、天候やブドウの成長が年によって異なるのは世界中どこでも同じです。   毎日、早朝から深夜まで、文字通り常にブドウ・ワイン・ワイナリーのことを考えているパオロ。...

FIVI(Federazione Italiana Vignaioli Indipendent...

  FIVI(フィヴィ)とは? イタリアには、ブドウの栽培、ワインの瓶詰から管理・販売までを一貫して自社で行う独立型ワイン生産者たちの連盟があり、通称、FIVI(フィヴィ)と呼ばれています。<FIVI:Federazione Italiana Vignaioli Independentiの略称、英語だとThe Italian Federation of Independent Winegrowers>。 この連盟のミッションは、大規模会社ではないワイン生産者が、持続可能かつ合理的な経済活動を行えるよう、加盟者の利益(道徳的、技術的、社会的、経済的、行政的な利益)を擁護・促進しすることです。 市場の原理に基づき、ある場所・国で安価に原料を調達し、それを他国で製造・販売することは良く見られる事象です。一方で、ヨーロッパにおけるワインは単なる「原料」ではなく、原産地や生産者と結びついた「農産物」です。連盟のウェブサイトでは、『ヨーロッパのある国で生まれたブドウが別の国で瓶詰めされ、原産国の表示なしにその国の製品としてラベル付けされることは、消費者の誤解を招くだけでなく、輸入国のワイン生産者との関係では不公正な競争となり、多くの小規模生産者が排除されている…』と述べられており、これらの状況から小規模生産者を擁護するために結成されました。 FIVIの加盟基準 FIVIの発足は2008年、今ではイタリア全国で600以上のメンバーが加盟しています。この団体の加盟条件は、次の基準を満たすワイン生産者です。 自らブドウの樹を栽培し、ワインを瓶詰めし、そしてそのワインを製品として自ら管理すること。また、ワインの全てまたは一部を自らの責任において、自社名およびラベルを付けて販売すること。 営利目的でブドウやワインを購入しないこと。ブドウの購入は、適応される法律に則り、醸造過程においてその必要性が生じる場合に限り行うこと。 エノロジスト(ワイン醸造の専門家)の専門性および規範を尊重しつつ、不必要で高価な添加物の使用を制限し、セラーが過度に手を加える(ブドウに化粧をするよう手を加える)必要がない健全なブドウの生産に注力を払うこと。 Tenuta Patruno Perniolaのワイン 当ショップが扱うワイナリーのうち、Tenuta Patruno Perniola(テヌータ・パトルーノ・ペルニオラ)も、このFIVIに加盟しています🍇 ブドウの収穫期には一時的に多くの方が集いますが、通常、オーナーのパオロとパートナー、そしてフタッフ1人の計3人で広大なブドウ畑の管理からワインの発送、海外での自社ワインのプロモーション等々をこなします。   日々多くのタスクを抱えながらも、「自分の名前を付けて販売するワイン1本1本に責任があり、ワインの質は毎年常に高レベルをキープする」と熱く語るパオロ。 ブドウ栽培のための気候条件が良いと言われるプーリア州ではありますが、天候やブドウの成長が年によって異なるのは世界中どこでも同じです。   毎日、早朝から深夜まで、文字通り常にブドウ・ワイン・ワイナリーのことを考えているパオロ。...

イタリアの復活祭(Pasqua:パスクア)とプーリアの伝統菓子

イタリアの復活祭(Pasqua:パスクア)とプーリアの伝統菓子

春のイベントといえば クイズです。 イタリアで春のイベントといえば何でしょうか🤔? ↓ ↓ 正解は、「花見」、ではなくて、「イースタ(Pasqua:パスクア)」です! 復活祭のことを英語ではEaster(イースター)、イタリア語ではPasqua(パスクア)と言います。 キリスト教徒が多いイタリアでは、パスクアは重要行事の一つです。キリストは、処刑された3日後に復活したと伝えられており、その復活をお祝いするのがパスクアです。春分(3/21)を過ぎた後に訪れる満月後の日曜日(なんて複雑!)が「パスクア」の日とされ、今年は4/17(日)です。   パスクアとは? パスクアと聞いて思い浮かぶのは…、卵とウサギ。イタリアやヨーロッパのスーパーではパスクア近くなると卵(Uova di pasqua) や可愛らしいウサギのチョコで溢れかえります🍫! 卵は生々流転(生まれて死に、死んで生まれるを繰り返すこと)、ウサギはその強い繁殖力から生命の誕生・復活・繁栄のシンボルであることから、復活祭(パスクア)で用いられるようになったと言われていますが、その起源は定かではないようです。 ※ゲルマン神話に登場する春の女神エオストレ(英語でEstoreと記載、地上ではウサギの姿をしている)に由来しているとも言われています。 卵をカラフルにペインティングするようになったのも12世紀頃からのようですが、今ではイースターバーニーが子供たちにカラフルなイースターエッグを運んでくるというストーリーがアニメにも良く登場します。   プーリアのパスクア伝統菓子「スカルチェッラ・プリエーゼ」 イタリアでチョコレート以外のパスクワ定番のお菓子といえば、パンのような発酵種を使用し、鳩の形をした「コロンバ(Colomba)」という焼き菓子です。コロンバはイタリア語で「鳩」。鳩は“平和”を象徴する動物なので、縁起が良いことから鳩の形になったようです。 南イタリアのプーリアでは、ちょっと変わったお菓子がパスクワに登場します。スカルチェッラ・プリエーゼ(Scarcella Pugliese)と呼ばれるこのお菓子、なんと、甘い生地の中にゆで卵が丸々入っています🥚🐣🥚 このお菓子の名前は「Scarcerare スカルチェラーレ=解き放つ、自由にする」という言葉に由来するとのことですが、まさに、“殻を破って復活する”、ことを表現すべく、伝統的には殻付きゆで卵が使用されるようです。大胆ですね♪   ※参考データ:Time(14/04/2022)&(16/04/2022)、Imagin Apulia、CREA(16/04/2022)

イタリアの復活祭(Pasqua:パスクア)とプーリアの伝統菓子

春のイベントといえば クイズです。 イタリアで春のイベントといえば何でしょうか🤔? ↓ ↓ 正解は、「花見」、ではなくて、「イースタ(Pasqua:パスクア)」です! 復活祭のことを英語ではEaster(イースター)、イタリア語ではPasqua(パスクア)と言います。 キリスト教徒が多いイタリアでは、パスクアは重要行事の一つです。キリストは、処刑された3日後に復活したと伝えられており、その復活をお祝いするのがパスクアです。春分(3/21)を過ぎた後に訪れる満月後の日曜日(なんて複雑!)が「パスクア」の日とされ、今年は4/17(日)です。   パスクアとは? パスクアと聞いて思い浮かぶのは…、卵とウサギ。イタリアやヨーロッパのスーパーではパスクア近くなると卵(Uova di pasqua) や可愛らしいウサギのチョコで溢れかえります🍫! 卵は生々流転(生まれて死に、死んで生まれるを繰り返すこと)、ウサギはその強い繁殖力から生命の誕生・復活・繁栄のシンボルであることから、復活祭(パスクア)で用いられるようになったと言われていますが、その起源は定かではないようです。 ※ゲルマン神話に登場する春の女神エオストレ(英語でEstoreと記載、地上ではウサギの姿をしている)に由来しているとも言われています。 卵をカラフルにペインティングするようになったのも12世紀頃からのようですが、今ではイースターバーニーが子供たちにカラフルなイースターエッグを運んでくるというストーリーがアニメにも良く登場します。   プーリアのパスクア伝統菓子「スカルチェッラ・プリエーゼ」 イタリアでチョコレート以外のパスクワ定番のお菓子といえば、パンのような発酵種を使用し、鳩の形をした「コロンバ(Colomba)」という焼き菓子です。コロンバはイタリア語で「鳩」。鳩は“平和”を象徴する動物なので、縁起が良いことから鳩の形になったようです。 南イタリアのプーリアでは、ちょっと変わったお菓子がパスクワに登場します。スカルチェッラ・プリエーゼ(Scarcella Pugliese)と呼ばれるこのお菓子、なんと、甘い生地の中にゆで卵が丸々入っています🥚🐣🥚 このお菓子の名前は「Scarcerare スカルチェラーレ=解き放つ、自由にする」という言葉に由来するとのことですが、まさに、“殻を破って復活する”、ことを表現すべく、伝統的には殻付きゆで卵が使用されるようです。大胆ですね♪   ※参考データ:Time(14/04/2022)&(16/04/2022)、Imagin Apulia、CREA(16/04/2022)

ヴェルデーカの特徴

ヴェルデーカの特徴

ヴェルデーカはどんなブドウ品種か ヴェルデーカは白ブドウの品種の一つで、プーリア州の地場品種です。 かつてはフレーヴァード・ワインの「ベルモット」の原料として使用されることが多かった品種ですが、最近では単一で白ワインの品種として使われることが多いです。地場品種としての価値が見直されたこともありますが、ブドウ栽培・ワイン醸造技術の向上により、単一品種で造っても市場での消費に耐えうる品質のワインが出来るようになったことも理由の一つです。 Italian Wine Centralによるとヴェルデーカ種の生産地はほとんどがプーリア(97%)で、生産エリアは795ヘクタール(約8平方キロメートル)です。プリミティーヴォの生産面積が約18,000ヘクタールなので、比較しても非常に小さい面積であることが分かります。当然、生産量も少ないので貴重な品種です。 このブドウ品種の起源は明確には分かっていないものの、他のプーリアのブドウと同様にギリシャやクロアチア起源の可能性が高いと考えられています。   ヴェルデーカのワインとしての特徴 ヴェルデーカで造られるワインは、少し緑がかった麦わら色や、淡い黄金色をしています。 香りは、白い果樹の花やアカシア、セイヨウスイカズラなどの花の香や、グレープフルーツなどの柑橘類の香り、そしてパッションフルーツのようなトロピカルフルーツの香りもします。 味わいとしては、キリッとした高い酸味がある、フレッシュでさっぱりとした印象。暑い日には、良く冷やして飲みたくなるような味わいです。   ヴェルデーカのおすすめワイン おすすめは、なんと言ってもテヌータ・パトルーノ・ペルニオラのStriale(ストリアーレ)。爽やかですっきりした味わいのヴェルデーカ100%ワインです。 花の香りがきれいに出ており、熟したグレープフルーツ、そして少しパッションフルーツの香りもします。 どんなシーフードにも合う味わいですが、写真のように唐揚げにもとっても良く合います。柑橘類の香りが、唐揚げに絞るレモンとマッチします。むしろ、レモンを絞らなくても、ヴェルデーカの柑橘類の香りと酸味が揚げ物の脂分を流しスッキリさせてくれます。抜群の組み合わせです。是非お試しください!      >おすすめヴェルデーカのワインはこちら

ヴェルデーカの特徴

ヴェルデーカはどんなブドウ品種か ヴェルデーカは白ブドウの品種の一つで、プーリア州の地場品種です。 かつてはフレーヴァード・ワインの「ベルモット」の原料として使用されることが多かった品種ですが、最近では単一で白ワインの品種として使われることが多いです。地場品種としての価値が見直されたこともありますが、ブドウ栽培・ワイン醸造技術の向上により、単一品種で造っても市場での消費に耐えうる品質のワインが出来るようになったことも理由の一つです。 Italian Wine Centralによるとヴェルデーカ種の生産地はほとんどがプーリア(97%)で、生産エリアは795ヘクタール(約8平方キロメートル)です。プリミティーヴォの生産面積が約18,000ヘクタールなので、比較しても非常に小さい面積であることが分かります。当然、生産量も少ないので貴重な品種です。 このブドウ品種の起源は明確には分かっていないものの、他のプーリアのブドウと同様にギリシャやクロアチア起源の可能性が高いと考えられています。   ヴェルデーカのワインとしての特徴 ヴェルデーカで造られるワインは、少し緑がかった麦わら色や、淡い黄金色をしています。 香りは、白い果樹の花やアカシア、セイヨウスイカズラなどの花の香や、グレープフルーツなどの柑橘類の香り、そしてパッションフルーツのようなトロピカルフルーツの香りもします。 味わいとしては、キリッとした高い酸味がある、フレッシュでさっぱりとした印象。暑い日には、良く冷やして飲みたくなるような味わいです。   ヴェルデーカのおすすめワイン おすすめは、なんと言ってもテヌータ・パトルーノ・ペルニオラのStriale(ストリアーレ)。爽やかですっきりした味わいのヴェルデーカ100%ワインです。 花の香りがきれいに出ており、熟したグレープフルーツ、そして少しパッションフルーツの香りもします。 どんなシーフードにも合う味わいですが、写真のように唐揚げにもとっても良く合います。柑橘類の香りが、唐揚げに絞るレモンとマッチします。むしろ、レモンを絞らなくても、ヴェルデーカの柑橘類の香りと酸味が揚げ物の脂分を流しスッキリさせてくれます。抜群の組み合わせです。是非お試しください!      >おすすめヴェルデーカのワインはこちら

イタリア ブドウ畑

ワイン愛好家にとって最適な訪問先はイタリア!

“Wine Lover’s Index”でイタリアが第一位に 世界の約1,000都市にて荷物保管サービスアプリを展開する”Bounce”が発表したWine Lover’s Indexによると、ワイン愛好家にとっての楽園(もっとも訪れるべき場所・国)の第一位はイタリアとのことです! Bounceは、世界25カ国における統計として公開されているワインツーリズムに関連すると考えられる数値(平均ワイン消費量、平均生産量、ワイン用ブドウ畑の面積、ワイン1ボトル当たりの平均価格やワインツアー数)をもとに指標を導き出したところ、1位=イタリア、2位=ポルトガル、3位=スペイン、4位=フランス…という結果になったとのこと。イタリアワイン好きには嬉しいニュースです♪(ちなみに気になる日本の順位はというと…、そもそもこのindex計算となった25か国に含まれていないようです。) このindexを発表したBounceですが、旅行先でスーツケースなどの手荷物を預けられる場所を検索できるアプリを展開しているようです。便利ですよね、旅行の際に是非使ってみたい👜

ワイン愛好家にとって最適な訪問先はイタリア!

“Wine Lover’s Index”でイタリアが第一位に 世界の約1,000都市にて荷物保管サービスアプリを展開する”Bounce”が発表したWine Lover’s Indexによると、ワイン愛好家にとっての楽園(もっとも訪れるべき場所・国)の第一位はイタリアとのことです! Bounceは、世界25カ国における統計として公開されているワインツーリズムに関連すると考えられる数値(平均ワイン消費量、平均生産量、ワイン用ブドウ畑の面積、ワイン1ボトル当たりの平均価格やワインツアー数)をもとに指標を導き出したところ、1位=イタリア、2位=ポルトガル、3位=スペイン、4位=フランス…という結果になったとのこと。イタリアワイン好きには嬉しいニュースです♪(ちなみに気になる日本の順位はというと…、そもそもこのindex計算となった25か国に含まれていないようです。) このindexを発表したBounceですが、旅行先でスーツケースなどの手荷物を預けられる場所を検索できるアプリを展開しているようです。便利ですよね、旅行の際に是非使ってみたい👜

バレンタインデーとイタリアの繋がり❤

バレンタインデーとイタリアの繋がり❤

  2月のイベントといえば…?そう、バレンタインデー(Valentine's Day)。欧米などのキリスト教圏では2月14日は恋人や家族など大切な人にギフト(チョコレートも!)を贈りあう日となっています。バレンタインデーの起源、実はイタリアに関係あるってご存じでしたか? 時はローマ帝国時代。2月14日はローマ神話で家庭と結婚を象徴する女神とされるユーノーを祝う日で、翌2月15日からはルペルカーリア祭というお祭りが開始されていたとのこと。このお祭りには変わった?ルールがあったようです。女性が祭り前日に自分の名前を書いた札を桶に入れ、翌15日に男性が札を引く、そしてペアとなった男女は祭りの期間一緒に過ごすことになっていたとのこと。ペアとなった2人のうち多くが、そのまま恋に落ち結婚したと言われています(本当でしょうか…)。 さてさて、このような習わしも、ローマ帝国皇帝クラウディウス2世(AD3世紀)の時代には、故郷に愛する家族・恋人を残している兵士がいると士気が下がるとし、婚姻そのものが禁止されていたとのこと。クラウディウス2世の統治時代、キリスト教は迫害されていましたが、ローマのキリスト教司祭だったウァレンティヌス(Valentinus、バレンタイン)は、そんな婚姻もできない兵士たちを憐れに思い、密かに結婚式を執り行っていたようです。彼の行動は皇帝の耳にも入り、最終的に処刑されたといわれます。彼が殉教した日が2月14日。この聖人への崇敬が基になり、この日が祝日となりバレンタインデーの習慣が定着し、恋人たちの日となった…といわれます。 バレンタインデーの定番ギフトといえばチョコレートですが、プリミティーヴォやネグロアマーロはチョコレートとも相性抜群なんです!今年のバレンタインはチョコと一緒に赤ワインを添えてはいかがでしょうか🍷💖  ※参考データ:Saint Valentine - Wikipedia

バレンタインデーとイタリアの繋がり❤

  2月のイベントといえば…?そう、バレンタインデー(Valentine's Day)。欧米などのキリスト教圏では2月14日は恋人や家族など大切な人にギフト(チョコレートも!)を贈りあう日となっています。バレンタインデーの起源、実はイタリアに関係あるってご存じでしたか? 時はローマ帝国時代。2月14日はローマ神話で家庭と結婚を象徴する女神とされるユーノーを祝う日で、翌2月15日からはルペルカーリア祭というお祭りが開始されていたとのこと。このお祭りには変わった?ルールがあったようです。女性が祭り前日に自分の名前を書いた札を桶に入れ、翌15日に男性が札を引く、そしてペアとなった男女は祭りの期間一緒に過ごすことになっていたとのこと。ペアとなった2人のうち多くが、そのまま恋に落ち結婚したと言われています(本当でしょうか…)。 さてさて、このような習わしも、ローマ帝国皇帝クラウディウス2世(AD3世紀)の時代には、故郷に愛する家族・恋人を残している兵士がいると士気が下がるとし、婚姻そのものが禁止されていたとのこと。クラウディウス2世の統治時代、キリスト教は迫害されていましたが、ローマのキリスト教司祭だったウァレンティヌス(Valentinus、バレンタイン)は、そんな婚姻もできない兵士たちを憐れに思い、密かに結婚式を執り行っていたようです。彼の行動は皇帝の耳にも入り、最終的に処刑されたといわれます。彼が殉教した日が2月14日。この聖人への崇敬が基になり、この日が祝日となりバレンタインデーの習慣が定着し、恋人たちの日となった…といわれます。 バレンタインデーの定番ギフトといえばチョコレートですが、プリミティーヴォやネグロアマーロはチョコレートとも相性抜群なんです!今年のバレンタインはチョコと一緒に赤ワインを添えてはいかがでしょうか🍷💖  ※参考データ:Saint Valentine - Wikipedia

ワイン飲みの三種の神器、VacuVin(バキュバン)のご紹介

ワイン飲みの三種の神器、VacuVin(バキュバン)のご紹介

ワイン飲みのための3種の神器(ストッパー、ポンプ、ワインサーバー) ボトルに残ったワイン、皆さんはどのように保存していますか? ワインは開栓後に品質が落ちてしまいます。開栓した状態のままでボトルを暫く放っておくと、美味しいワインは酢のように酸っぱい液体に変化してしまいます。これは、ワインが空気中の酸素に触れて酸化することが原因です。つまり、ワインを良い状態で保存するためには、酸素との接触を出来るだけ避ける必要があります。 一番手軽な方法は、抜いたコルクで再び栓をし直し冷蔵庫で保存すること。私も昔はよくやってました。手元にコルクしか無いときは仕方ありません。何もしないよりはマシですが、既にボトル内には空気があり、この中の酸素とワインは接触した状態で栓がされているため、長くは持ちません。美味しく飲めるのもほんの1~2日といったところです。 ワインの保存期間を延長するために使える主な対処方法が2つあります。一つは、バキューム方式と呼ばれる方法。これは、ボトル内の酸素を抜いた後に密閉する方法です。もう一つは、ブランケット方式と呼ばれる方法で、酸素よりも重いガスをボトル内に注入することで、ワインと酸素が直接接触しないようにする方法です。 この2つの方法を比較した際、コストも手間もかからないのがバキューム方式です。バキューム方式のワイン保存器具もたくさん販売されていますが、特にオススメは、オランダのワイン保存器具の老舗ブランドで、プロも愛用しているVacuVin(バキュバン)の商品です。一度買ってしまえば、壊れない限りずっと使えます。 個人的にも4,5年前からずっと愛用しています(まだ壊れそうにありません)。ワインボトル1本を一度に飲み切ることがあまり無い我が家では、ほぼ毎日使っています。寝る前に、ワインボトルにバキュバン専用のストッパーをはめ、ポンプで空気を抜き、グラスを洗うのが私の役目になっています。 ワインの質にもよりますが、一度開栓したワインでもバキュバンで保存すれば1週間程は品質の劣化も避け保管できます。経験的にはバキュバンで保存していても、手頃な価格のデイリーワインのほうが香り・風味は落ちやすい傾向にあると感じます。一方、アルコール度数が高い、酸が高い、タンニンが多めといったワインであれば、そもそも長期熟成にも向くワインなので1週間程度は明らかに品質が落ちた…と感じずに飲めると思います。 バキュバンの良い点は、新しいワインを開けるのに躊躇しなくなるところ。どうしても、ワインを飲み比べたいときって多いのですが、バキュバン使えば長めに保存出来ると思うと気兼ねなくボトルを開けられます。唯一この方法の弱点はスパークリングワインには使えないという点。ですが、スパークリングワインはそもそも開栓したら炭酸が抜ける前に飲み切る(気が付けば無くなっている)ものなので、あまり不便さを感じたことはありません。   もう一つ、バキュバンのワインサーバーもかなり重宝しています。ポワラーと呼んだりもします。 昔はボトルからそのままワインを注いでましたが、ほぼ毎回ワインの雫がボトルを滴るので、毎回キッチンペーパーなどで拭くのが面倒でした。ディスク状のサーバーも便利なのですが、バキュバンのサーバーが特に優れているのは、指し口が二重構造になっているため、雫がボトル内に戻り外側に垂れず拭き取らなくてすむ点です。しかも瓶口に入れるだけ。すぐに使えますし、使い終わったら抜き取って洗えば何度でも使えるので、便利なだけでなくエコです。耐久性もあります。 我が家では、急な?ワイン飲み比べにも対応出来るよう、このワインサーバーとストッパーは何個も常備してます。 ワイン飲みの3種の神器、まだお持ちでない方は是非オススメします。ワインライフが格段に向上すること間違いありません。 ご購入はこちらから。 当ショップのワインと一緒のご購入で、バキュバン商品が割引価格となります!

ワイン飲みの三種の神器、VacuVin(バキュバン)のご紹介

ワイン飲みのための3種の神器(ストッパー、ポンプ、ワインサーバー) ボトルに残ったワイン、皆さんはどのように保存していますか? ワインは開栓後に品質が落ちてしまいます。開栓した状態のままでボトルを暫く放っておくと、美味しいワインは酢のように酸っぱい液体に変化してしまいます。これは、ワインが空気中の酸素に触れて酸化することが原因です。つまり、ワインを良い状態で保存するためには、酸素との接触を出来るだけ避ける必要があります。 一番手軽な方法は、抜いたコルクで再び栓をし直し冷蔵庫で保存すること。私も昔はよくやってました。手元にコルクしか無いときは仕方ありません。何もしないよりはマシですが、既にボトル内には空気があり、この中の酸素とワインは接触した状態で栓がされているため、長くは持ちません。美味しく飲めるのもほんの1~2日といったところです。 ワインの保存期間を延長するために使える主な対処方法が2つあります。一つは、バキューム方式と呼ばれる方法。これは、ボトル内の酸素を抜いた後に密閉する方法です。もう一つは、ブランケット方式と呼ばれる方法で、酸素よりも重いガスをボトル内に注入することで、ワインと酸素が直接接触しないようにする方法です。 この2つの方法を比較した際、コストも手間もかからないのがバキューム方式です。バキューム方式のワイン保存器具もたくさん販売されていますが、特にオススメは、オランダのワイン保存器具の老舗ブランドで、プロも愛用しているVacuVin(バキュバン)の商品です。一度買ってしまえば、壊れない限りずっと使えます。 個人的にも4,5年前からずっと愛用しています(まだ壊れそうにありません)。ワインボトル1本を一度に飲み切ることがあまり無い我が家では、ほぼ毎日使っています。寝る前に、ワインボトルにバキュバン専用のストッパーをはめ、ポンプで空気を抜き、グラスを洗うのが私の役目になっています。 ワインの質にもよりますが、一度開栓したワインでもバキュバンで保存すれば1週間程は品質の劣化も避け保管できます。経験的にはバキュバンで保存していても、手頃な価格のデイリーワインのほうが香り・風味は落ちやすい傾向にあると感じます。一方、アルコール度数が高い、酸が高い、タンニンが多めといったワインであれば、そもそも長期熟成にも向くワインなので1週間程度は明らかに品質が落ちた…と感じずに飲めると思います。 バキュバンの良い点は、新しいワインを開けるのに躊躇しなくなるところ。どうしても、ワインを飲み比べたいときって多いのですが、バキュバン使えば長めに保存出来ると思うと気兼ねなくボトルを開けられます。唯一この方法の弱点はスパークリングワインには使えないという点。ですが、スパークリングワインはそもそも開栓したら炭酸が抜ける前に飲み切る(気が付けば無くなっている)ものなので、あまり不便さを感じたことはありません。   もう一つ、バキュバンのワインサーバーもかなり重宝しています。ポワラーと呼んだりもします。 昔はボトルからそのままワインを注いでましたが、ほぼ毎回ワインの雫がボトルを滴るので、毎回キッチンペーパーなどで拭くのが面倒でした。ディスク状のサーバーも便利なのですが、バキュバンのサーバーが特に優れているのは、指し口が二重構造になっているため、雫がボトル内に戻り外側に垂れず拭き取らなくてすむ点です。しかも瓶口に入れるだけ。すぐに使えますし、使い終わったら抜き取って洗えば何度でも使えるので、便利なだけでなくエコです。耐久性もあります。 我が家では、急な?ワイン飲み比べにも対応出来るよう、このワインサーバーとストッパーは何個も常備してます。 ワイン飲みの3種の神器、まだお持ちでない方は是非オススメします。ワインライフが格段に向上すること間違いありません。 ご購入はこちらから。 当ショップのワインと一緒のご購入で、バキュバン商品が割引価格となります!