ジョイア・デル・コッレの上質プリミティーヴォ
Tenuta Patruno Perniola (テヌータ・パトルーノ・ペルニオラ)は、プーリア州の中央部に位置するジョイア・デル・コッレにあります。
この地域は周辺より少し標高が高く風通しと日当たりも良いため、酸味が整った上質のプリミティーヴォ種のブドウ・ワインが生産されています。
※コッレ colleはイタリア語で「丘」の意味があります。
ゲートの奥に見える白い建物がオーナーのハウス兼ワイナリーです。
1821年に創業、家族経営の小規模ワイナリーですが、その敷地の広いこと…ゲートから家までの距離が想像以上に長かったです。
育つブドウは、全てオーガニック栽培
Tenuta Patruno Perniola (テヌータ・パトルーノ・ペルニオラ)のヴィンヤードで育つブドウは、全てオーガニック栽培🍀
ブドウ畑は主にワイナリー周辺にあります。ワイナリー周辺の畑の土壌は、黄土色で小石が多い土壌です。
それに対して、ワイナリー渾身のラベル「1821 Riserva(プリミティーヴォ種100%)」に使用されるブドウは、少し離れた特別な区画にあります。1821 Riservaの畑の土壌には石も含まれますが、それ以上に土が赤茶色であることが目立ちます。これは、鉄分が多く含まれる証拠。
1821 Riservaに使用されるブドウは、この赤土の畑で平均樹齢50年以上の古木から採れるブドウです。
1本の木から採れるブドウの量は少ないですが、その分、凝縮した味わい、そして長期熟成に耐え得るブドウが育ちます。
同じプリミティーヴォ種のブドウの木でも、土壌や仕立て方や樹齢で味わいも変わるのが面白いところですね。どちらの畑も、仕上がるワインはミネラル感のある素晴らしい味わいとなります。